前回、塩分10%で塩レモンを作ってみて自然に水分が上がってこなかったので、今回は塩分20%の常温保存で作ってみようと思います。
作り方は簡単です。
まず用意するものは
水を張った鍋に、よく洗った瓶を入れて火にかけ、沸騰してきたら3分ほど煮沸殺菌します。(写真では瓶の全体が浸かっていないので、ひっくり返してさらに3分ほど煮沸殺菌していますが、瓶全体が浸かる深い鍋があれば、そのほうがいいと思います)
清潔なトングやさい箸で取り出し、あらかじめ用意しておいた新しいふきんの上に伏せて水気をとります。(瓶が高温になっているので火傷などに気をつけてください)
レモンを粗塩で表面をこするようにまんべんなく洗い、流水でよく洗い流してペーパータオルで水分をしっかりと拭き取ります。
塩レモンは皮ごと使用するので、できれば国産のノーワックスレモンが良いのですが、どうしても手に入らない場合は外国産レモンのワックスを落とす方法を参考にしてください。国産のレモンであれば多少農薬を使っているレモンでも、しっかり塩などで洗い流せば大丈夫です。
レモンの両端を切り落として、8等分のくし形に切ります。切り方はなんでも良いですが、あとあと料理に使うときにくし形が一番使い勝手が良いです。
カットしたレモンの重さを料理用はかりではかります。今回は287g。このレモンに対して20%(約58g)の粗塩を用意します。
先ほどの保存瓶の水気をしっかりきり、塩→レモン→塩の順に詰めていきます。今回はこのためにセラーメイトの密封びんを購入しましたが、とくにガラス製の瓶ではなくても大丈夫です。保存容器についてはこちらを参考にしてください。
今回は500mlの瓶を使っているので、小さめのレモン3個でちょうど良い大きさでした。塩レモンを作った日付も書いておくと、あとあと便利です。
完成!
あとは冷暗所で保存してください。(夏場の暑い時期は冷蔵庫のほうがいいかもしれません)
漬けてから1週間ぐらいは1日1回瓶をひっくり返して、中の塩とレモンをなじませてください。通常は1週間後ぐらいから使用できますが、長く漬けたほうがより美味しくなります。
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